ファーゴ(ドラマ版)が超おもしろい
マーティンフリーマン(大好き!)とビリー・ボブ・ソーントン(アンジェリーナジョリーの元彼)との共演が見られるドラマ版のファーゴ。
そういえばラブアクチュアリーで2人とも出ていたのね。
名前はよく聞くコーエン兄弟監督の映画ってバーン・アフター・リーディング くらいしか見たことない。これはジョージクルーニーの発明した作品に、え…となった記憶しかない。
映画版ファーゴは見ていないが、これを機にぜひ見てみようと思った。
(しかもブシェミが出ているそうなので見るしかないですね)
10話でうまく収まっているドラマ版ファーゴは10時間の映画を見ている様でした。
続きが気になって気になって夜な夜な撮りためたファーゴを見る日々が続いた。
あらすじ
冴えない保険セールスマンのレスターナイガード(マーティンフリーマン)は悩み多い、冴えない日々を送っている。口うるさい妻とうまくいかない仕事、弟には尊敬できないと言われ、高校時代のいじめっこのサムヘスに遭遇し、殴られるのかと思って避けたら、自ら窓にぶつかり鼻を骨折するという散々な日々。
鼻を診てもらおうと行った病院で怪しい男のローン・マルヴォ(ビリー・ボブ・ソーントン)に声を掛けられ経緯を話す。俺ならサムヘスを殺すねと言うマルヴォに、それなら君が殺してくれよとレスター。冗談を本気にしちゃうタイプだったヒットマンのマルヴォがサムヘスを本当に殺しちゃって大変!となり、そこからいろいろな騒動に巻き込まれ、たくさんの死人がでる、という話です。
感想
展開が読めないので毎話見るのが楽しい。
そして突如人がたくさん死ぬので、思いがけず驚きます。
そしてレスターがうだつのあがらない冴えない人間からどんどん攻撃的なワンマンな感じの人間に変わっていく様は本当に面白かったです。
マーティンフリーマンの演技がすごいなあ、と。
すごい。
マルヴォの冷酷で飄々とした感じも面白かったです。
前髪パッツンという衝撃のスタイルもおもしろくてよかったです。
個人的に好きなところは題材が暗い割にコメディが効いていて笑えるシーンが多いところです。
人はバタバタ死んでいくし、シリアスなシーンも多いのですが、コメディパートも多く、これはひいき目なしに見ても、キャストにマーティンを選んで成功だったなあと思います。
そして、あんまり描かれていなかったけどこの話で誰よりもかわいそうなのは罪をなすりつけられたうえ、最後まで忘れられていた弟ですね。
結局どうなったんだろう…
本当におもしろかった!
おすすめです!